マンションの状況調査（インスペクション）業務
宅地建物取引業法では、既存住宅の売買のときに、「既存住宅状況調査」について説明が義務付けられ、その調査を国土交通省告示に定めた講習を受講し「既存住宅状況調査技術者」として登録した建築士のみに認められた業務です。
既存住宅の調査は、既存住宅の購入環境づくりと流通市場の活性化を目指したもので、一定の「安心」を提供する仕組みですが、盲点が無いわけではありません。
私たちは、新築マンションの引き渡し時やアフターサービス規準の任意なインスペクションとして重要な調査事項を用意しています。特に重要な確認事項は、以下です。
竣工図書の内容評価
施工不良の有無
先天的問題の抽出
引き渡された竣工図書の内容で、法的制限だけではなく、維持保全に必要な図面等引き渡されているか
施工不良は、できるだけ早く発見し、売主らに請求する根拠を把握する
＊特にタイル張りの施工状態・伸縮目地等の施工状態が重要
直しきれない建物等の納まり
管理規約や長期修繕計画書の内容
インスペクション業務内容
例：漏水調査
【準備段階】
経緯ヒアリング・視察調査
調査方法等検討・提案
現状確認調査
〇目視調査 〇電気抵抗試験 〇散水調査 〇その他
【実施段階】
暴露確認調査
防水又は止水工事仕様の検討提案
瑕疵又は契約不適合の評価鑑定
修復工事施工上場の検査指示指導・サポート
状況調査に必要なアイテム
私たちは、調査診断にあたり、いろいろな機器を用意しています
探査機器
鉄筋探査機
内視鏡カメラ
ドローン探査機
コンベックス
計測機器
引っかき試験機
膜厚計
オートレベル
絶縁抵抗試験機
その他
打診工具
トーチバーナー