① 建物調査診断（期間は２か月程度）

• 劣化を中心とした建物の調査及び診断を行います。
• 基本的には足場やゴンドラを使用せずに建物の共用部分を調査します。
• 全戸アンケート⇒調査・診断⇒報告

② 修繕（改修）設計業務（期間は３〜６か月程度）

• 建物調査診断の結果を反映しながら基本的な工事のメニューを作成していきます。
• 共用部分の壁・床・天井などの面積や照明器具・換気口・鉄扉などの数量を拾い建物全体の数量調書を作成します。
• 数量調書をもとに、大規模修繕工事の工事内容を具体的に組み立てていきます。
• アンケートで皆様から頂いた要望事項もメニュー化し、予算組の際に吟味していきます。
• 大規模修繕工事の設計予算として全体を網羅した予算をご提示致します。
• 工事予算と照らしながら工事内容の選別、実施工事内容を固めます。
• 仕様書と内訳明細書を作成します。
• 工事内容について情報共有し、理解を深めていただくために、設計説明会を開催します。

③ 施工会社選定補助業務（期間は３～６か月程度）

• 実施する工事内容と予算が確定した後に、施工会社数社から見積を取得することになります。
• 見積を依頼する施工会社をどのように選定していくか、最終的に１社に絞り込むまでのルール作りや合意形成の手段についてアドバイスしながら進めていきます。
• 選定の過程は基本的な情報は区分所有者にオープンにいたしますが、見積金額など選定に重大な影響のある情報については漏洩を防ぐためにもオープンにはしない場合があります。
• 理事会内定後に総会議案書の作成を補助します。
• 総会に出席します。

④ 工事監理業務（期間は工事期間と同じ）

• 工事説明会に出席します。
• 工事請負契約書の内容を事前に確認します。
• 工事期間中定期的に監理します。
• 施主定例会議に出席します。
• 工事の増減精算項目について精査確認します。
• 施工会社の出来高を確認します。
• 再発しにくい補修方法を選択します。